――結局。


昨日は森下先生の申し出にハイもイイエも云えなかった。


何も云わずに立ち尽くしている私に、”考えておいて”とだけ言い残し、彼は帰ってしまったのだ。


だって、いきなりKISSするひとだよ!?


中高生に見える私なんかを好きだって云うひとだよ!?