俺は橘 龍輝
小学生の時親の転勤でアメリカに住んでいた
そしてやっと親の仕事に切りがついて帰ってくることになった。
でもまさか沙羅がこの高校に居るとは思ってなかった
小さい時から親同士が仲が良かったから俺たちもよく遊んだりもしていた
小学生になって初めて恋を知った
それが沙羅だった
だから今でも沙羅の事は忘れていない
どんな姿で会えるか楽しみにしていた
「クラスどこだよマジこの学校広すぎ」
「ねぇねぇ君かわいいね〜何年生?案内してあげようか?」
その声の聞こえる方を見た時わかった
それが沙羅だって
「入学早々なにやってんだよ」
「やめてやれよ、嫌がってるだろ。」