お兄ちゃん達の相手は大変です
今、私は自分の部屋にいる。柊に会ってから数日がたった。今日は土曜日。明日は柊となぜか映画を見に行く日だ。なぜかって、私が映画って言ったんだけど...。
あれから柊には会っていない。やっぱり学校には来てないようだった。
「はぁ...。気になるなぁ。やっぱ、聞い
とけば良かった...」
そう。私が気になっているのはぶつかったかどうかというどうでもいいことだった。でも、あの香りは絶対あの時ぶつかった人のものだった。となると柊とぶつかったと考えるのが普通だろう。まぁ、明日聞けばいいことなのだ。
私は小さい頃からどうでもいいことが気になる性格らしい。幼稚園の時は誰かの物に名前が書いてあってなかったら徹底的に探したり。小学校の時には何で空って青いのかを聞き回ったり。とにかくどうでもいいことをしていた。結局、空の事は難しすぎてわかりませんでした。当たり前だけど。きっと今でもわからないだろうな。これもどうでもいいか。
そんなことを考えてる時に部屋のドアが開いた。
「よぉ!妃!」
バンッ!!
ん?今何かいた?まぁいないよね?勝手に兄が私の部屋に入ってくるとかないよね?うん。きっとさっきのは幻だ。
「ちょ!妃!ひでぇよ!開けろよ!」
幻じゃなかったぁ...!今あいつ何しました!?ノックもせずに年頃の女子中学生の部屋普通に開けましたよ!?そんな奴入れるわけないでしょうが!!
「お兄ちゃん!ノックしてから入ってよ!私女子!あなた男子!」
「わかった!ノックするから!入れろよ!優もいんだから!」
こいつ本当にわかってんのか?
そう思ったが二人とも結局入れました。妹は兄や姉に逆らえないのですよ。悲しい現実です...。
「お兄ちゃん達は話があってここに来た」
なんか偉そうに語り始めたんですけど!?正直に言います。キモイです。
「前、妃といた男は誰だ!」
「そうよ!妃!お姉ちゃん達に話しなさい!」
これってまだ続いてたの!?もう終わった事だと思ってた。またどうせ勘違いなんだろうなぁ...。この誤解をとくのが時間かかるんだよね...。
「で、誰?誰?彼氏?キャハハハ!」
おい。なに楽しそうにしてるんですか。お姉ちゃん。
「え!?まじ!?お兄ちゃん悲しい...」
えぇぇ!?悲しんでもらっても困るんですけど!?てか、違うし!!
「あのね!勘違いしてるようだけど!そんなんじゃないから!ただたんに道に倒れてて、それで助けただけだから!」
「え?妃が助けたの?珍しぃ」
「本当だな。珍しいな」
っ...!兄妹であってよく分かってるな...。この人たち...。
「何!?タイプだったのか!?」
「違うの!足掴まれたからで!そいつが無理やりおごれって!」
「なるほどねぇ...。だから助けたのか...」
「そうだよ!」
「じゃあ、付き合ってないのかー」
「面白くなぁい」
おい!面白がるなよ!私はお兄ちゃん達と違って恋愛に興味ないって言ってんじゃん!
「じゃあ、妃〜バッイバーイ」
「じゃあなぁ」
そう言って部屋を勝手に出て行った。お兄ちゃん達が出て行く時「心配だな...」と言ったのはなぜか気になるけど、どうせ変なことだろう。大丈夫。大丈夫。
私は明日のために寝た。ちょっと楽しみだなぁ...。
今、私は自分の部屋にいる。柊に会ってから数日がたった。今日は土曜日。明日は柊となぜか映画を見に行く日だ。なぜかって、私が映画って言ったんだけど...。
あれから柊には会っていない。やっぱり学校には来てないようだった。
「はぁ...。気になるなぁ。やっぱ、聞い
とけば良かった...」
そう。私が気になっているのはぶつかったかどうかというどうでもいいことだった。でも、あの香りは絶対あの時ぶつかった人のものだった。となると柊とぶつかったと考えるのが普通だろう。まぁ、明日聞けばいいことなのだ。
私は小さい頃からどうでもいいことが気になる性格らしい。幼稚園の時は誰かの物に名前が書いてあってなかったら徹底的に探したり。小学校の時には何で空って青いのかを聞き回ったり。とにかくどうでもいいことをしていた。結局、空の事は難しすぎてわかりませんでした。当たり前だけど。きっと今でもわからないだろうな。これもどうでもいいか。
そんなことを考えてる時に部屋のドアが開いた。
「よぉ!妃!」
バンッ!!
ん?今何かいた?まぁいないよね?勝手に兄が私の部屋に入ってくるとかないよね?うん。きっとさっきのは幻だ。
「ちょ!妃!ひでぇよ!開けろよ!」
幻じゃなかったぁ...!今あいつ何しました!?ノックもせずに年頃の女子中学生の部屋普通に開けましたよ!?そんな奴入れるわけないでしょうが!!
「お兄ちゃん!ノックしてから入ってよ!私女子!あなた男子!」
「わかった!ノックするから!入れろよ!優もいんだから!」
こいつ本当にわかってんのか?
そう思ったが二人とも結局入れました。妹は兄や姉に逆らえないのですよ。悲しい現実です...。
「お兄ちゃん達は話があってここに来た」
なんか偉そうに語り始めたんですけど!?正直に言います。キモイです。
「前、妃といた男は誰だ!」
「そうよ!妃!お姉ちゃん達に話しなさい!」
これってまだ続いてたの!?もう終わった事だと思ってた。またどうせ勘違いなんだろうなぁ...。この誤解をとくのが時間かかるんだよね...。
「で、誰?誰?彼氏?キャハハハ!」
おい。なに楽しそうにしてるんですか。お姉ちゃん。
「え!?まじ!?お兄ちゃん悲しい...」
えぇぇ!?悲しんでもらっても困るんですけど!?てか、違うし!!
「あのね!勘違いしてるようだけど!そんなんじゃないから!ただたんに道に倒れてて、それで助けただけだから!」
「え?妃が助けたの?珍しぃ」
「本当だな。珍しいな」
っ...!兄妹であってよく分かってるな...。この人たち...。
「何!?タイプだったのか!?」
「違うの!足掴まれたからで!そいつが無理やりおごれって!」
「なるほどねぇ...。だから助けたのか...」
「そうだよ!」
「じゃあ、付き合ってないのかー」
「面白くなぁい」
おい!面白がるなよ!私はお兄ちゃん達と違って恋愛に興味ないって言ってんじゃん!
「じゃあ、妃〜バッイバーイ」
「じゃあなぁ」
そう言って部屋を勝手に出て行った。お兄ちゃん達が出て行く時「心配だな...」と言ったのはなぜか気になるけど、どうせ変なことだろう。大丈夫。大丈夫。
私は明日のために寝た。ちょっと楽しみだなぁ...。