来ていない....?





はい。どうも。今、期末が終わりました。え?柊の事ですか?


.......


話してる訳ないじゃぁぁぁぁんん!!!!


この一週間なんにも話してませんよ?ある日は全力疾走。ある日はシカト。ある日は隠れる。などなどです....。


因みに一条君とはあの日を堺に仲良くなってます。何で自分にもわかんないんだけどね。


まぁ、今日はやっと部活ができてるんるんです。先輩達にも会えるしね!


部活の扉を開けるとそこには珍しくバスケ部全員がいた。


「うわっ!?カレンちゃんだ!久しぶり!!」


私はカレンちゃんに思いっきり抱きつく。


「せ、先輩!お久しぶりです!てか、抱きつく癖やめてください!」


「あはは...。ごめんごめん....。今日は部活しにきたんだよね!?」


「あ、いえ、部長にもうちょっと休む事と夏休みはほぼ来れるという連絡をしにきただけです」


「えー....。まだ終わらないの....」


「はい。ためてたので....。では、部長そういうことなので今日は帰ります」


「はーい!わかった!楽しみにしてるねぇ〜」


部長がそう言った後にカレンちゃんは出て行った。


「はぁ....」


「そんな暗くならないの。あっちもあっちで忙しいし、私達は中体連もあるんだから」


ナナ先輩がそう言って私をはげましてくれた。


「はぃいい....」


「もう、キサキは....。あ、ちょっと聞いていい?」


「はいぃ?何ですか?」


「貴方、五十嵐と一緒にいるわよね?」


あ....!まずい!前ナナ先輩に近づくなって言われてた!!ど、どうしよ.....。
焦っているとナナ先輩がこう言った。


「大丈夫よ、キサキ。もう、近づくなとは言わないわ」


え.....?


「な、何でですか?」


ナナ先輩はちょっと笑って言った。


「五十嵐はキサキと会ってから問題を起こしてないわ」


「そうだったんですか!!?」


「ええ...。でも、最近は学校に来てないみたいなの....」


「え....?」


どういうこと柊が学校に来ていない?いつもいる柊が....?


「不登校になってまた問題を起こすかもしれない....。生徒会は貴方にどうにかしてほしいみたい。私はキサキを巻き込みたくないと思っているけど」


「あ、あはは....!私達仲良くなんてないですよ?もう、勘違いしないでくださいよぉ!」


「え?そうなの?」


私は嘘をついたかもしれない....。
だけど....


「はい!」


そう言ってしまった。


「こらぁぁぁぁああ!!!」


「え!!?な、何ですか部長!!?」


そこにはちょっとほっぺたを膨らませた部活がいた。


「もう!二人とも話しすぎ!早く部活行くよ!!!」


「あ、ごめん。アヤカ」


「す、すいません」


この後部長に怒られて部活は始まった。


柊がいないことがちょっと気になってあまり部活に集中ができなかった。