厄介者登場
私は次の日の昼休み、柊を探しに行った。クラスが違うから探しに行くしかない。って言っても...。
柊が何組か知らなーい!昨日きいとけばよかった!そう思っている時だ。
「あ、そこにいるのはもしかして、妃ちゃんじゃないかな?」
誰かが私に声をかけた。が、私はそれを無視する。
だって!あんなまさに不良って感じの奴に声かけられる訳ないでしょ!?多分、私と同名の人がいるだけだよ!!
「えぇぇ!?何で無視すんの!?ちょ、待ってよ!!」
やっぱ、同名の人がいる訳でもなかったぁぁ!!私のこと呼んでるよね?てか、あのチャラ男だれだよ!!
「っ...何ですか?てか、誰ですか?」
「ちょ!さっき舌打ちしたよね!?確実にイラってきてるよね!?」
そりゃあそうだ。こっちもこっちで急いでいるのに...。早く用件だけ言ってほしい。そしてどっか行ってほしい。
「で、誰ですか?そして、何のようですか?」
「あ、俺は神川時雨って言うんだ!唯一の柊のダチ!んで、妃ちゃんであってんよな?」
「あってますけど?てか、何で私の名前知ってるんですか?今日始めて会いましたよね?」
柊に友達っていたんだ...。超失礼だけど...。
「あぁ、それは柊から話きいたんだよ。面白い奴がいるってね。顔は前、柊と話してんの見たからさ!」
へぇ、柊がそんなことを。てか、私って面白い奴なのか?そんなことより一番ききたいのは、
「本当に柊の友達何ですか?全然、雰囲気違うんですけど?」
だって!全然違うんだもん!まず、性格が全然!もう本当に違う!
「あ、疑ってる?まいったなぁ〜これ本当だってぇ。じゃあ、そうだねぇ。柊の今いる場所に案内してあげる!これで証明できると思うよ?柊を探してたんだろう?」
「そうだけど?何処にいるの?」
「まぁまぁ、ついてきてみ」
私は言われるがままに彼についていった。というより連れて行かれた。しかも、手を握られて。まぁ、どうでもいいけど。
私は引っ張られながらも中庭に連れていかれた。柊がいるかと思ったけど、何処にもいない。中庭にはただ大きな木が一本たっているだけで他には何もない。
「で、この状況で何処にいるっていうの?」
「まぁ、来てみろって」
時雨?っていう人に大きな木の下まで連れてかれた。一体ここに何があるっていうのだろう?不思議そうに見ていると、
「ほら、上を見てみろよ」
そう言われて上を見てみると、そこには柊が漫画を読んでいた。
「柊!!」
私は思わず叫んだ。学校に柊が来てくれていた。そうわかって嬉しかったからだと思う。
柊はとても驚いているようだった。でも、それは私にではなく時雨君にだと思う。
「何で居んだよ…。時雨…」
柊はだるそうに言った。
「何でって!ただたんに柊の様子見に来たんだよ!学校来るって昨日メールがあったからさ!」
「あぁ、そうか。お前に言ったんだった。忘れてたわ...。わりぃ...」
えぇぇ!?柊のことダチとか言ってた時雨君の立場はどうなんの!?横で時雨君泣きそうな顔してんだけど!?だ、大丈夫だろうか...。
「あとよぉ、何で手握ってんだよ...。お前ら...」
柊が私にきいてきた。柊もそんなこと気にするんだ。ちょっと意外かも。私が答えようとした時に時雨君がわってはいってきた。
「それは普通に考えてみろ!手を繋ぐイコールカップルだろ!!俺たち付き合ってんだよ!」
「はぁぁぁああ!?何言ってんの時雨君!?柊、これはちがっ...」
柊に説明する前に柊の持っていた漫画が私の鼻に当たった。しかも角。痛い...!鼻を押さえて手を見ると真っ赤に手が染まっている。
な、何じゃこりゃ!!
当たりどころが悪かったのか、投げる力が強かったのかわからないけど、私の鼻からは確実に血が出ていた。
ふざけている...。何故何もしていない私がこんなめにあわなくちゃいけないのだろうか...?
柊がぐちぐち私に何か言いたそうだったけど、私はそれを無視して言った。
「何で私に投げるの!?てか、説明きけよ!?さっきのは時雨君が勝手についた嘘!!漫画投げるとしても時雨君に投げろ!!」
自分でもこのキレ方はおかしいとわかっている。まずは物を投げるなと言いたいけど今はそれどころじゃない。血の量が凄いのだ。
私は柊と時雨君を無視して保健室に向かった。
うぅ...めっちゃ痛いよぉ...。
私は次の日の昼休み、柊を探しに行った。クラスが違うから探しに行くしかない。って言っても...。
柊が何組か知らなーい!昨日きいとけばよかった!そう思っている時だ。
「あ、そこにいるのはもしかして、妃ちゃんじゃないかな?」
誰かが私に声をかけた。が、私はそれを無視する。
だって!あんなまさに不良って感じの奴に声かけられる訳ないでしょ!?多分、私と同名の人がいるだけだよ!!
「えぇぇ!?何で無視すんの!?ちょ、待ってよ!!」
やっぱ、同名の人がいる訳でもなかったぁぁ!!私のこと呼んでるよね?てか、あのチャラ男だれだよ!!
「っ...何ですか?てか、誰ですか?」
「ちょ!さっき舌打ちしたよね!?確実にイラってきてるよね!?」
そりゃあそうだ。こっちもこっちで急いでいるのに...。早く用件だけ言ってほしい。そしてどっか行ってほしい。
「で、誰ですか?そして、何のようですか?」
「あ、俺は神川時雨って言うんだ!唯一の柊のダチ!んで、妃ちゃんであってんよな?」
「あってますけど?てか、何で私の名前知ってるんですか?今日始めて会いましたよね?」
柊に友達っていたんだ...。超失礼だけど...。
「あぁ、それは柊から話きいたんだよ。面白い奴がいるってね。顔は前、柊と話してんの見たからさ!」
へぇ、柊がそんなことを。てか、私って面白い奴なのか?そんなことより一番ききたいのは、
「本当に柊の友達何ですか?全然、雰囲気違うんですけど?」
だって!全然違うんだもん!まず、性格が全然!もう本当に違う!
「あ、疑ってる?まいったなぁ〜これ本当だってぇ。じゃあ、そうだねぇ。柊の今いる場所に案内してあげる!これで証明できると思うよ?柊を探してたんだろう?」
「そうだけど?何処にいるの?」
「まぁまぁ、ついてきてみ」
私は言われるがままに彼についていった。というより連れて行かれた。しかも、手を握られて。まぁ、どうでもいいけど。
私は引っ張られながらも中庭に連れていかれた。柊がいるかと思ったけど、何処にもいない。中庭にはただ大きな木が一本たっているだけで他には何もない。
「で、この状況で何処にいるっていうの?」
「まぁ、来てみろって」
時雨?っていう人に大きな木の下まで連れてかれた。一体ここに何があるっていうのだろう?不思議そうに見ていると、
「ほら、上を見てみろよ」
そう言われて上を見てみると、そこには柊が漫画を読んでいた。
「柊!!」
私は思わず叫んだ。学校に柊が来てくれていた。そうわかって嬉しかったからだと思う。
柊はとても驚いているようだった。でも、それは私にではなく時雨君にだと思う。
「何で居んだよ…。時雨…」
柊はだるそうに言った。
「何でって!ただたんに柊の様子見に来たんだよ!学校来るって昨日メールがあったからさ!」
「あぁ、そうか。お前に言ったんだった。忘れてたわ...。わりぃ...」
えぇぇ!?柊のことダチとか言ってた時雨君の立場はどうなんの!?横で時雨君泣きそうな顔してんだけど!?だ、大丈夫だろうか...。
「あとよぉ、何で手握ってんだよ...。お前ら...」
柊が私にきいてきた。柊もそんなこと気にするんだ。ちょっと意外かも。私が答えようとした時に時雨君がわってはいってきた。
「それは普通に考えてみろ!手を繋ぐイコールカップルだろ!!俺たち付き合ってんだよ!」
「はぁぁぁああ!?何言ってんの時雨君!?柊、これはちがっ...」
柊に説明する前に柊の持っていた漫画が私の鼻に当たった。しかも角。痛い...!鼻を押さえて手を見ると真っ赤に手が染まっている。
な、何じゃこりゃ!!
当たりどころが悪かったのか、投げる力が強かったのかわからないけど、私の鼻からは確実に血が出ていた。
ふざけている...。何故何もしていない私がこんなめにあわなくちゃいけないのだろうか...?
柊がぐちぐち私に何か言いたそうだったけど、私はそれを無視して言った。
「何で私に投げるの!?てか、説明きけよ!?さっきのは時雨君が勝手についた嘘!!漫画投げるとしても時雨君に投げろ!!」
自分でもこのキレ方はおかしいとわかっている。まずは物を投げるなと言いたいけど今はそれどころじゃない。血の量が凄いのだ。
私は柊と時雨君を無視して保健室に向かった。
うぅ...めっちゃ痛いよぉ...。