あー、裕也に構ってたら

遅くなっちゃった。


まだ…大丈夫だよね…



――ガラッ


準備室のドアを開ける




そこに居たの、は。



(うそ…)




朝と同じように

机に突っ伏してスヤスヤと眠る



葉月蓮、だった。