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「おはよぉー…ってだれもいないか…」

学校へ行く支度をし終えた美夜は朝食を済ませ、髪の寝癖をなおしはじめる。

いつもと変わらない、寂しい朝。

この広い家に一人暮らしの美夜は今日も1人で学校へ向かう。

美夜の両親はアメリカで有名なホテルの社長、副社長をしている。

父が社長で、母が副社長。

だから美夜は両親が残したクソ広い家で一人暮らしをしていた。