金目当てじゃねぇってこと、恋華からは十分に伝わってくる。
そんな恋華の心も嬉しいけど、そろそろ身体も欲しくなってきた……。
「……続きすっか。今日は大丈夫?」
「う、うん……。大丈夫だよ」
不安そうな顔で俯く恋華を姫抱きして、ベッドに優しく落とす。
こんな顔されてたらイジメられそうにないわ……。
深くキスをしても今日の恋華は騒がず、ジーっと大人しいまま。
「恐くねぇの?」
「恐いです……すっごく。でも、伊月くんがこの前言ってくれたから」
「……俺なんて言った?」
「痛くしねぇから……って優しく言ってくれた」
涙を浮かべた顔でニコッと俺に笑いかける。
それはズルイ。
だけどもう理性にブレーキが効かない俺は、恋華の白い肌に夢中。
顔を真っ赤にして、シーツで身体を隠そうとする仕草が堪らなくかわいい。