大人なキスだけで、頭がクラクラします……。


今日はほんとにできないよ……そうゆうこと。


「やめてほしい、です……」

「それ無理……俺も限界だし…。ダメ?」

「今日は……できませんっ!!」

「痛くしねぇから…」

「……女の子の日です!」


嘘付いたわけじゃなく、これは事実で…。


勉強する気で来たのに、部屋入った瞬間押し倒されるって……


相当我慢してるのかな、伊月くん。


「……やーめた。俺、そこまでしてお前のこと傷付けないから…」

「ありがと。たまーに優しいよね、伊月くん」

「いっつも優しいよ、俺」

「じゃっ、勉強しよっか♪」

「え``……」


発情期肉食ヤロー!


って言いたいとこだけど、優しい伊月くんを憎めない……。


そんな伊月くんが一番ズルイです!