伊月くん一人っ子だから絶対に一人部屋でしょ?
すっごい広い……。
「うわぁ~……広いね。あたしの家全部入っちゃう…」
「それより……勉強する?俺と二人で課外授業の」
「え?……あっ、ちょっと!?伊月くん!」
「今のは抵抗しない方が悪いからな」
ひょいっと軽々とあたしをお姫様抱っこ。
そして、大きなベッドにふわっと寝かされる。
ネクタイを外して、いくつかブラウスのボタンを外した伊月くんが覆い被さってきた。
こ、この状況……あたしの身がヤバイ!!
「なにするの……?」
「分かんない?気持ち良いことする」
「勉強する約束じゃないですかっ!」
だけど、あたしの言葉なんて耳に入れずキスをして口を塞がれる。