この幸せさに我慢できなくなった俺は、ギュッと恋華を抱きしめてソファーに倒れこむ。
好きだ、って気持ちが少しでも伝わるように。
俺らしくないな~……。
「うっ。ソファーじゃ固くないですか~?」
「いいじゃん。別に。くっついてるだけで満足」
「ベッドならふかふかだと…」
「ベッド!?今の恋華からの誘いだと思っていい?いいよなっ」
断固否定する恋華だけど、もちろん俺が強制的にベッドに連れてく。
手を繋いで二人でキングサイズのベッドにバフッと寝る。
「恋華……。こっち向いて」
「んー?」
「キスしたい。いや、それだけじゃ止まんないけど」
「できればキスだけで、理性のブレーキかけてほしいですね……」
触れるだけの優しいキスを恋華の形のいい唇に落とす。
ふわっと笑う顔がたまんない。