恐怖心からギュッと目を瞑ると、ケラケラ頭上から笑い声。
「そんなにビビられちゃ困るわ!あなたrelaxって言葉知らないの?」
「あ……に、日本語……」
「私、日本が好きで日本語勉強してるの。だから安心して?」
金髪美女が優しく微笑む。
安心したよ~……。
ヘトヘトのあたしはその場に座った。
この人なら優しそうかも……。
「私はリナ。よろしくね。年は18よ。あなたは?」
「あたしは恋華って言います!こう見えて同い年ですね……」
「えー!?子供っぽ~い!胸とか小さすぎない!?」
「う``っ……ショック極まりないです…」
流暢な日本語で痛いとこ突いてくるリナちゃん。
確かに、あたしと比べものにならないほど大人の色気たっぷり……。
でも、ちょっとだけ肩の荷が降りた気分……。