「伊月と恋華ちゃんはイチャイチャすんな!ここ俺んち!」
「はぁ?いいだろ?減るもんじゃねぇし……」
「ご、ごめんなさい……」
なぜか、勉強のことになると大和と衝突。
俺らの学力に差がありすぎなのか、勉強面は全くウマがあわない。
「人様に当たるくらいなら勉強やめれば?」
「菫~!そんなこと言わないでよっ!」
「つーかさ、英語なら俺より菫に教えてもらえば?」
「おっ!いいね~♪そうする!!」
「めんどくさいな……」
確か菫は、アメリカの小学校に通ってた。
6年もいれば本場の英語を知りつくしてるに違いない、だろ?
これで俺も恋華とずーっとイチャイチャできるわけ。
「恋華~。ちゅーしよ?」
「さ、さすがに……ちょっと!」
「チッ……」
かわいい恋華を目の前にしてお預けは、泣くほどキツイ。