大和の部屋からは、うららちゃんの半ギレの声。
焦って止めてる恋華の声。
「……つーことで、大和だけが菫来ること知らねぇから」
「サプライズ登場でやる気を出せと」
「まぁ、そうゆうこと」
勢いよくドアを開けてズカズカ入ってく菫。
その瞬間、目を丸くしてビックリしてる大和。
想像以上の反応だ。
「あたし……バカとは付き合ってられません。全教科赤点間逃れないと……真剣に別れを考えるわ」
「菫ぇ!?なっ、なんでいんの!?」
「そんなことより早く勉強。赤点間逃れたら何でもしてあげるから」
「そ、それほんと?」
「えぇ。嘘つかないもの」
満面の笑みで菫に言った願い事。
「エッチして!」
その瞬間、菫の回し蹴りが大和の頭を直撃。