その次の日も、一人でいるチビをパシリ。


で、また俺の隣に座らせて今日は弁当食ってる。


「お前友達いねーの?」

「うららちゃんがいないからです!……でも…少ない方…かも……」

「ちゃんといるんだ」

「大丈夫!恋華ちゃんの友達は俺だよ?そしてその、うららちゃんって子のメアド教えて」


約1名ただの女たらしが入ってるけど無視。


寂しそうに肩身狭く弁当を食べてるのも無理もない。


他の女からの視線を痛いほど浴びてるから。


「……あたし…もう教室戻りますねっ」

「おい、チビ!」

「はい!?」

「やる。お前の報酬」

「……ありがとう」


ニコッもと笑ったアイツに投げたのは、メロンパン。


なかなか面白いじゃん。