あたしは急いでプレゼントをカバンに押し込む。
うららちゃんはイタズラっ子な表情で、あたしの耳元で話す。
「で、どうなの?気になる~♪」
「そのっ……うららちゃんには関係ないよっ」
「恋華の友達だもーん!」
これは逃げ道を塞がれた気分!!
興味津々のうららちゃんは、さらにぐいぐいあたしに近付くし!
「シたと言えば、シたけど……シてないらしいよ……。伊月くんに言わせれば」
「そうゆうこと…。最後までいってないんだ!」
「そうみたい、です……」
「なら絶対に続き今日じゃない!夜、この下着着けてよ~♪」
「そ、そうだね……!」
だんだんとあたしの頬が熱くなる。
今日はあたしの誕生日で、伊月くんのお家に行く予定なので………
うららちゃんの想像通りになる気がします!