結局、膝上の少し大人っぽい黒のドレスを着てきた恋華。


やっぱり普通にかわいいしキレイ。


パーティー会場のホテルに行くと、既に集まってたたくさんの会社関係の人達。


息子の誕生日ってゆう名目で、会社の宣伝するってさすが俺の父親だな。


「伊月~!恋華ちゃーん!」

「あっ!大和くんとうららちゃん!」

「さすがあたしの恋華♪ちょーかわいいんだから!神城くんと様になってる~♪」

「ありがと~♪うららちゃんもかわいい!」


大和は相変わらず、金髪を目立たせてスーツ着てるモンだからホストにしか見えねぇ。


うららちゃんはモデル体型なだけあって、赤いドレスをバシッと着こなしてる。


時間ギリギリで会場に入ったから、すぐに始まる誕生日パーティー。


「今日は息子のために、お集まりいただいてありがとう」


スポットライトを浴びた父親と母親が軽く挨拶をする。


はぁ~……めんどい。