「何なのよ…それ…全部決まってから言うなんてヒドイよ…!
ユーイチはいつもそう。
アタシのことなんて少しも考えてくれないんだね!」

最後は叫ぶように言ってしまった。もう涙もでない。5年もつきあってるのに、ユーイチのことがわからない。


「アイも来れば?―来たければ…。」
ベッドの上にあぐらをかき、カメラをいじりながらコチラを見ずに言う。