「今日はアイちゃんおもしろかったなーっ。またみんなで飲もうぜ」

「あー!そうだ!リョウジ先輩メアド変わったんでしょ?私、聞いてないですー」

慌ただしくバッグから携帯を取り出すミキ

「おう」

赤外線通信するミキとリョウジ。

「アイちゃん、アドレス教えてよ〜男についてのご相談お受けしますよ〜」

「アハ、頼れます」

携帯をつき交しアイとシンも赤外線通信した。

携帯を握り、目があうアイとリョウジ…。

リョウジが無言で携帯をアイの方に向ける―

―アイも無言で携帯をさしだす

無言で立ちどまったままの二人に、

冗談を言いあいながらTAXIへ向かうミキとシンは気づかない。