いつの間にか、会は終了し、アイはものすごく酔っていることに気づく。

…あ…星が
…キレイ…

目を開くと星空。
あれ…?…ここ、どこ?

「気がついた?」

リョウジの顔が視界に飛込んでくる。

「えっ?」
飛び起きると公園のベンチ。
「…アタシ…なんで、こんなところに…ミキは?」

「君、酔って暴れて店がら追い出されたんだ。」

「ウソッ!?」

リョウジが笑う。
「冗談。ミキなら飲み物買ってくるって。シンはTAXIつかまえに行った。
心配だから見とけって…」
頭がクラクラする…
そんなに飲んじゃったのか…。

「初対面なのに、メーワクかけて…すみません!」

「…初対面じゃ…ないよ。」


「…え…」