なんてあたしが冗談まじりに言うと・・・


「つけなくてえぇから。
こっち座り。」


リョウはそう言ってリョウと向かい側の椅子を指差した。


「うん。

話すことなんてあたしにはないから・・・」


あたしはとにかくこの空気に耐えることが出来なくて・・・

あたしがそう言うと沈黙が始まった。


「あのぉさぁ・・・

言いたくなかったらえぇねんけど・・・

なんでさっき泣いててん?
風呂に入るのそんなに嫌やったん?」


リョウはあたしの顔を覗き込む。

まるであたしはスネタ子どもじゃん・・・

こんな天然っぽいリョウが好きだけど・・・

今は嫌い。

真面目に話そうと思ってたんじゃないの?

なのに「お風呂に入りたくなかったの?」って・・・

おかしくない?!


「・・・

今日はもう疲れた。



おやすみ。」


あたしはそれだけ言ってベットに寝転んだ。

そしてねむりについた。

リョウはどんな思いでいったんだろう・・・