梨華side

あれ?ここはどこ?

気づいたら真っ暗な空間にいた。

?「梨華。」

梨華『え?誰?』

?「私は恵那。ここの空間のトップの女。
ちなみにトップは朔っていう名前。」

梨華『恵那さん?どうして私を知っているの?』

恵那「クスッ私のこと覚えてない?」

梨華『え?恵那という名前は……あ!小学校の時に同じクラスだったあの恵那?』

恵那「思い出したのね。そうよ。」

梨華『わぁ~!久しぶり!てかこの空間何?』

恵那「この空間は死ぬカモしれない人が訪れる空間で私は2年前に事故で死んだ。もちろんここに来た。その時に朔と出会って恋して付き合った。」

梨華『ここに留まることができたの?』

恵那「私の場合は特別よ。朔も一目惚れみたいで笑」

梨華『そっか~!幸せそう!』

恵那「梨華彼氏は?」

梨華『え?彼氏?』

恵那「いるんでしょ?彼氏。」

梨華『いないよー!!好きな人はいるけど。』

恵那「じゃあ戻ってあげないと。」

梨華『え?』

恵那「皆、梨華を待ってる。その好きな人も。」

梨華『恵那。』

恵那「あそこの光が出口。早く行ってあげな。」

梨華『うん!ありがとう!』

恵那「別に~。」

梨華『笑じゃあね。』

恵那「バイバイ。また会う日まで。」

梨華『うん!』

恵那、ホントにありがと。恵那にあえて良かった。

そうして私は真っ暗な空間を抜けていった。