「・・・・・・・小春ちゃん、もうそろそろやめなよ」






お昼休み、相変わらず小さいお弁当を食べるワタシに、大志くんが険しい顔を向けた。






「まじでいい加減にしろって。 倒れるぞ、小春」





今日は香川くんも一緒にお昼を食べている。





香川くんもワタシがダイエットをしている事を知っていて、香川くんに至っては『太ってない人間のダイエットなんか、身体に毒だろ』とワタシがダイエットする事に反対していた。






2人に心配して貰える事は嬉しいし、有難いし、申し訳ないと思う。






「うん。 でも、あともう少しだけ」






だって、あと3kg。











あと3kg、どうしても痩せたいの。