「ふーんふーんふふふ♪♪♪」








鼻唄を歌いながら道を歩く










「あ!」








バラバラバラって何かの落ちる音が聞こえ振り向く







そこにはいかにも女子みたいな男のコ










「大丈夫ですか?」









そう声をかけると目を丸くして顔を赤く染めるそのコ










「キミって」












そう言いかけたけどすぐに立ち上がって落ちたものを拾い出す













「あ、かすり傷」










絆創膏を取り出してその男のコの腕に貼る









「ありがとう」











そう微笑んだカレは












茶道部の先輩








そして








とっても人気者