私は、もう話すことなかったから

2.3通で終わりにするつもりでいた。

でも、遥冬は私に質問してきた。

「好きな人いないの?」

私にとってこの質問は想定外だった

もちろん私の答えは、

「今は、いないよ~

 中島は?」

こう返した。

「そうなんだー

 俺はいるよー」

あー、まだ、あの子のことが

好きなのかなぁ?

私は、こう思った。

「いるんだ~。誰?」

少し気になったから聞いてみた。」