また、一人になっちゃった。

「教室入るか」
と、廊下を歩く

この時、あなたと出会わなければこんな悲しい思いはしなかったんだろ...

ドンッ


「いった...」

「いってぇー、前見て歩けよ?!」

えっ、男の人?

私は、怖くなり「ご、ごめんなさい!!」

と頭を下げて謝る。

すると、彼は「こっちこそごめん。ってか、顔あげてよ?すんごっく目線が痛いから」

と、優しく返す彼

私は、顔をあげた。

その男の顔を見ると、普通に格好いい人だ///

私は、顔を赤くさせながらガン見すると
流石に、あっちも照れたのだろう?

「ば、ばかこっちをそんなにガン見すんなよ。恥ずかしいだろ///」

でも、この男の人は何年だろうか?
1年では、見たことがない顔だ。

だったら、先輩だ。

私は、頑張って「先輩って何年生ですか?」

彼は「俺か?うーんと3年だよ。知らないのか?」
知らないのかって言われても私にわかるわけが無い新入生なんだから
「私は、1年なので名前もまだ覚えられていないですよ」

彼は、「あっ、そ〜なんだっ。俺の名前は倉木 隼也(くらき しゅんや)だよ」

「えっと、倉木先輩ですね?覚えときます私は、高鳥 凛です。」