--パタンッ


奥の部屋の襖を勢いよく開けたら、正座をした強面の男がいた


年齢は…、50くらいか?


「誰だ。」


男はゆっくり目を開き、私を睨みつける


その姿は威厳の塊と言って良いほど


冷「…私の名は、神崎冷音と申します。


公にはしてはいませんが、神崎組頭領、神崎月夜の妻に御座います。


以後お見知りおきを。」


そう言って、私は部屋のすぐ入り口で正座をし、土下座をする