ネオは私が睨んでるのに気づくと
一瞬にして真面目な顔つきに戻った



…うっわ


あいつなんだよ。



私はあと2秒ほどネオを睨むと
束ねたロン毛の方を見た


「申し遅れましたが私はヨルと申します」


束ねたロン毛の男は
ネオが言っていたヨルという人だった



…唯一なんとかを3つ仕える奴だっけ?



「私はネオと共に鬼を討伐しております…この世界のために」



「あっそ…」



ヨルの話がつまらないわけじゃない。


ただ、本当に信じれなくて


鬼やネオやヨルの存在…



そして本当にここは

おもちゃ箱と違う世界なのか…



私はそっけないが
ヨルやネオの話に興味津々だった