ただ、君の隣で一緒に夕焼け空を見ていたいだけなのに。
君はいつしか私の隣にはいなかった。

私は遠くに引っ越さなきゃならないからだ。
まだ小さい私は理由もわからず、君と離れてしまった。

引っ越す前日、君は私にこう言った。
「いつか迎えに行くからね。」

この言葉だけを頼りに、私はずっと君を待ち続けてる。

あの夕焼け空みたいに、空はずっと続いているんだ。