「泣いてる女にあった。あのデケー公園で」
「泣いてる女?」
「あぁ。」
「だから朝帰り?」
「はぁ?お前と一緒にすんなバカ」
ニヤニヤすんなよ気持ちわりー
「それで?お前女とかめっちゃくちゃ興味ねーじゃん?どうしたんだ?」
「その子に話しかけた。」
おー。反応すげー新鮮。
当たり前だ。俺が女と話すなんてありえねーし、ましては俺から話しかけたなんてな。
「その子。いじめとかですげー苦しんでた。俺初めて自分から守ってやりてーって思ったんだ。」
「…その子何て子?」
「南高の…麻倉空…1年」
俺がそう言うとまさかの展開