「カチカチカチカチ…。」








にやりと笑いながらカッターの刃を出す叶。









嫌だ…、私死ぬの…?そう思うと同時に歯がガチガチと震えだした。








「や…やだ……いや…誰か…。」自然とそんな声が口から漏れる。








すると、叶の背後で見覚えのあるがいたことに気づいた。
















──────伸だ…。