「アハハハハハハハハハハ」





「梨奈あああ!!助けて!!」










長い廊下の奥から公太が化け物に追われながらこっちへ迫ってきたのだ。










「ちょっ。公太こっち来ないで!その化け物連れてこないで!!」




といいながら私は玄関の左横にあった部屋に入った。











「梨奈ああああああ!!」








公太の声と共に化け物の声が遠ざかっていったのが分かった。