「まあ、そういうことなら…。俺らにだけは発砲すんなよ?」






「う…ん…。」










伸だけじゃ頼りないなあ、なんて思い私はその後武器のあるほうに口実をつけて戻りこっそりと小さな銃をズボンの右ポケットに入れた。










「よし、こんなとこ早く出るぞ!」



公太は元気よくそういって、秋奈の残骸を除けながら出口を出た。












無事なのを確認して、叶、光、私、伸と出口をくぐったのだ。