「光、立てるか?これ、よかったら腕に巻いてくれ。」






「ん、ありがとう。」










隣で叶と光の声が聞こえてきた。











こんなときに「叶カッコいい!」、なんて思ってしまう私は気が抜けているのだろうか…。










「さ、いくか。」










一通り食料などをまとめてリュックにつめ終わった私達は出口のほうへと歩いた。