そう言って渡されたのは乾燥したまんまのカップ麺の麺だった。









「いいよ、いらない。伸が食べて。」









そう言って伸に返した。でも伸は私の方をじーっと見つめて手で口に運んでく。









「どうしたの?なんで私のほうを見るの?」









そう問いかけると伸は顔を真っ赤にして間逆の方向を見てしまった。










──────────もう、なんなのよ!!!










痺れをきらして私は伸から3歩程後退した。










──────────ああいうもじもじした男だいっ嫌い!