『やっばい、似合う!!!可愛い!!!』
烈「……………律姉、ちょっ、」
手早く烈にメイド服を着せ、
椅子に座らせる。
黒髪ロングのウィッグを被せて、メイクを施していく。
………これ、あたしより可愛いよね、絶対。
『我が弟ながら素晴らしい出来だね』
烈「いや、なにこれ」
不機嫌な声が聞こえるけど、
まぁ、ほっといて。
『…椿さーん、出来ました!!!』
あたしが声をかけると、
ひょいっと顔を覗かせた椿さんの目がキラキラ輝く。
椿「うわっ、レベル高っ!!!」
烈「……………」
椿さんと二人でとりあえず褒めまくる。
さぁ、あとの人たちも終わらせないとね。
朝陽「………ちょ、ええっ」
伊吹「うわぁっ、やめてくれっ!!!」
響、奏「「………げえ、」」
渉「………え、俺男ー!!!」
…………さてと、
『じゃ、やりましょうか』
翼「………おいっ、律!!!」
最後に翼を部屋に引っ張りこんで、
準備にとりかかる。