『おい、奏』



奏「………げっ」



とりあえず、喜んでメイド喫茶を推していた奏は絞めとこう。
こんなとき一番喜びそうな夜月でさえ、
表面上は大人しくしてたのに。





━━━バキッ

……でも、まぁ、

夜月も絞めとこう。




奏「痛っっ、」



『夜月………』


夜月「え、ちょ、なんで」


困惑色だけど知ったこっちゃない。



━━━━━ガンッ…


響「うわっ、すげぇ音」


夜月「けっこう思いっきり蹴っただろ!」




『はははっ、なんか言った?』



夜月「………なんでもないです」