烈「……ヤバい、いない!!!」
伊吹「こっちもいないよ!!!」
『…幹部室に入った後はあった』
響「まずいな……」
____プルルッ、プルルッ
響「はい?」
冷や汗が背中を伝う。
響の携帯の着信音がやけに大きく聞こえた。
響「はい。………実は………」
響は俺達から少し離れて話し出した。
『……まさか拉致られたか?』
奏「………あぁ、奴がここで姿を見せなかったことを考えると奴の目的は最初から律だけだったのかもしれない」
…………俺がもっと注意してたら……
もう、頭の中には不安しかなかった。
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