総長の上から立ち上がって辺りを見回すと、 雑魚どもも片付いていた。 響「おっ、終わったか。お疲れ」 響も怪我はしてないみたい。 流石だ。 『あぁ、お疲れ』 そう言って皆で笑いあった。 怪我も軽症だけだったし。 よかった…… ―――ゾクッ… 身体中に寒気が走った。 やっぱり、何かがおかしい… 何故か、嫌な感じがする。