―――お願い!やめて!!


―――――いやあぁぁぁ!!!!


どんなに叫んでも、どんなに泣いても、
あたしの声は誰にも届かなかった。











烈「律姉!!」


烈の声ではっと我に帰る。



『……大丈夫』

ふうっと深呼吸すると、
震えも少しずつ止まってきた。












思い出されたのは3年前の悪夢。