―――「…オラァ!!」バキッ…


喧嘩の声はよく聞こえる。



相手の数はざっと300。

それを奏と響がたった二人で相手してる。





相手は……

特攻服をじっと見てみる。

『No.10か…』


律「みたいだね。No.8と同盟組んでたって言うし。昨日の敵討ちかな?」


『そうかもな…』








響と奏を見ると、
的確に相手を倒していっている。

双子なだけあって息がぴったりで、
全く隙がない。


『……凄いな、あの二人』

律「うん」