―――次の日。学校。
翼side
『……最近、律よく寝るなぁ…』
あまりにも暑くなってきたので、
今いるのは屋上ではなく、理事長室の隣にある桜花専用(主に律の昼寝用)の部屋。
肝心の律はと言うと、ベットもあるのに何故か俺にしがみついて寝ている。
朝陽「お疲れじゃない?暑さで」
隣に座る朝陽もジュースを飲んでいる。
響「……んでNo.11はどうだった?」
響が俺の向かい側に座る。
『…鉄パイプ集団だったよ』
俺の言葉に桜花からは苦笑いが、
翠嵐からはため息が漏れる。
渉「もうっ!!笑わないでっ!!大変だったんだからね!!」
ぷうっと頬っぺたを膨らます渉の顔はアザだらけ…
奏「ぶっ…渉、せっかくの可愛い顔がな…」
渉「可愛くないっっ!!」
夜月「大丈夫、可愛い可愛い(棒読み)」
渉「もういーもんっ!!」
あー、拗ねちゃったじゃん。