今日は誰のところで寝よっかな……?

睡魔に負けそうになるのを必死で堪えて周りを見渡す。






――――ふわっ…

夏の風に乗って香ってきたのは甘い香り。

この匂い好きだな…












そう考えているうちに、


あたしは甘い匂いに包まれて意識を手放した。