あるところにそれはそれは


可愛らしいお姫様がおりました。


その名も白雪姫。


この白雪姫は天然なうえに鈍感でした。


これはそんなお姫様のお話。


ある日白雪姫は継母に命令され


井戸で水をくんでいました。


白『んっしょっと。はぁ~、疲れるわね。
 でもかんばろっと!』


そうつぶやきながら仕事をしていました。





その頃


継母「鏡よ鏡この世で一番美しいのは誰?」


そんなくだらないことを鏡に


たずねていました。


鏡「それは白雪姫です。」


継母「何っ!?そんなことあるわけ        ないわ!?」


とてつもない殺気を放ちながら


叫んでいました。


鏡「誠のことでごさいます。あなたより
  白雪姫の方が何倍も綺麗でございます。」


継母「キィーー!!!だまらっしゃい!
  そうだ白雪姫を殺してしまおうそうそれば
  私が一番美しいわ♪」

鏡「ボソッそんなことあるわけないだろ」


継母「何か言ったかしら?」


鏡「いえ何もクスッ」


鏡が笑っていることも知らず継母は


高らかに笑っていました。


白『あぁーやっとおわったわ。』


白雪姫は木陰で休んでいました。


その時、継母の家来がやってきました。


家「白雪姫!お逃げください。
 女王様があなたを殺そうとしています!」


どうやらさっきの話しをこの家来は


聞いていたようです。


白(継母様ならありそうなはなしね…)


白『どうしてあなたが教えてくれるの?』


そうたずねると、家来は


家「私は白雪姫が好きなのですっ///」


白『あら、ありがとう。あなたの
 言うとおり今は逃げるわね。』


ニコッと微笑み森の中へ歩いていきました。


家「/////っはぁーー。分かってないですね…」


そう家来が言っているのも気づかず


去っていってしまいました。


天然で鈍感な白雪姫です。





継母「あははっ!白雪姫がいなくなると思うと
  笑いがとまらないわっ!」


鏡(自分の顔、鏡で見ろや!!!)


そんなことを鏡が思っているのも知らず


継母は喋り続けます。


継母「今すぐに狩人を呼びなさい!
  白雪姫を殺させるのよ!」


狩人がやってきました。


継母「白雪姫を殺してきてちょうだい。
  井戸の近くにいるはずよ」


狩「はい。かしこまりました。」


そう言って狩人は出ていきました。


継母「うふふっこれで邪魔者がいなくなるわ」


鏡(キモいんだよ自意識過剰クソ女め)


どうやら鏡は毒舌なようです。

狩「女王様、いませんでしたよ?」


継母「っ!そんなはず無いわ!!!
  どこにいったの!?」


継母はまた叫んでいました。


継母「鏡!白雪姫の場所をうつしなさい!」


鏡「チッ、かしこまりました。」


白雪姫が鏡にうつりはじめました


継母「これは森かしら?逃げていたねっ!?
  狩人森へいって白雪姫を殺してきて!」


狩人「ムッ、分かりました」


狩人はいやいや出ていきました。


継母「逃がさないわよ!白雪姫!!!」


鏡(くだらねー。)