＿＿＿＿＿お昼休み。
私は、職員室に呼ばれた帰りに中庭を通った。
するとそこには、
「藤田さん。昨日言ったことできましたか??」
電話をするイケメンが立っていた。
あんな人いたんだ………
私が中庭を通り過ぎようとした瞬間、
「できなかった?…………なら、分かってますね?会社、潰します。」
私は、その言葉に振り返った。
会社潰します!?!?
な、何言ってるの!?!?
私は、歩き始めた。
＿＿＿＿パキッ＿＿
私は、枝を踏んでしまった。
その音が聞こえたらしく、イケメンが振り返った。
「あなたは……今の話、聞かれてましたか??」
イケメンは、笑顔で言った。
私は、何だかその笑顔が恐くなって嘘を付いた。
「な、何のことでしょう……??」
イケメンは、ニコッと笑った。
そして、電話を切って私の方に歩いてきた。
ち、近づいてくる!!!!!!!!!
に、逃げないと!!!!
私は、イケメンから走って逃げた。
が、すぐに捕まった。
