名前を呼びあっただけで想いの強さが

伝わってきた。



賢人「幸人!お前いつからいた!?」



賢人と麗華が俺に気付いた。



麗華は照れたように賢人の陰に

隠れた。



俺は二人から逃げるように

その場を去った。



走って家に帰る。早く。早く。



幸人 「うっ!!」



小さな段差につまづいた。