その日、麗華とは気まずい空気のまま

別れた。


はぁ。自分に嫌気がさす。


まじなんなんだよ!


やり場のない怒りがたまる。


しばらくして、雅があの公園にきた。



『幸人くん、久しぶりだね。』



俺は少し困った。


『おう!久しぶりだな、雅!』



『相変わらず、元気だね。


今日は幸人くんにお話があるの。』



緊張してきた。コクられるのかな…。


もちろん返事はNO。


麗華を想ってる俺は

雅のきもちにこたえられない。


雅のことも

嫌いってゆー訳じゃないんだけどさ。