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「今朝も送ってもらってたじゃん?…て大丈夫か?顔真っ青だぞ」

声をかけてきた幼なじみで腐れ縁の春日【カスガ】に顔を覗かれる。

「…お前の顔みたら更に血の気がひいた…」

机にしがみつくようにして伏せながら、目だけで訴える。

「人が心配してやってるのになんだソノ態度!」

お前のソノ声がそう言わせる…と言い返す気力さえ今日は残ってもいなかった。

「…頼むから少し黙っててくれ…1限始まる迄寝るから」

眠ればどうにかなるものでもないが、それが今一番出来る最善策だ…。

「そんな悪いなら保健室行けば?」

「いーやーだ」

一応本気で心配してくれた春日に顔を向けて答える。

保健室というか医療機関全てが苦手なのだ。