彼女は泣きながら

ぼくに言った。


寂しげな背中を見送った。





好き…


なのかも

しれない。



リンゴ娘のこと。





いつもやってきては
おばさんと喧嘩をする。
笑顔が可愛い。
リンゴをこよなく愛する。

凛が…