「おーい!待って!」
…誰!?男の人の声。
私、一緒に帰るほど仲がいい男友達いないんだけど…。
「ねぇ、聞いてる??」
多分、私に話しかけているわけじゃないよね。多分。まあ、いいや無視しよ。
「おい、こっち向けよ」
うわっ!怖!向いたほうがいいのかな?
おそるおそる後ろを振り向くと
そこにいたのは光希君だった。
「っよ!一緒帰ろー!」
っえ。私達、一言ぐらいしか喋ったことないじゃん。しかも初めて喋ったの今日じゃん。
そんな事を思っていたけれど暴力振られるのが怖かったので仕方なく一緒に帰った